Fuwamoco PROJECTの開発背景を象徴するイメージイラスト

【開発秘話】なぜ私は、架空のNPO法人サイト「Fuwamoco PROJECT」を創ったのか?

こんにちは、福祉×AIクリエイターの山本です。私の制作実績の中でも、特に規模が大きく、そして想い入れの深いプロジェクトが、架空のうさぎ保護NPO法人の公式サイト「Fuwamoco PROJECT」です。

このプロジェクトは、単なるWebサイト制作のサンプルではありません。それは、私が就労支援の現場で抱いた一つの「問い」に対する、AIという最高のパートナーと共に探し出した、渾身の「答え」なのです。

原点:就労支援の現場で生まれた「問い」

このプロジェクトの企画は、私が就労支援B型事業所の利用者として、Web制作のスキルを学んでいた頃に遡ります。課題として「架空のサイトを一つ、企画から実装まで担当する」という機会をいただいた時、私の頭にあったのは、ただ技術力を示すことだけではありませんでした。

「このスキルを、福祉の現場が抱える課題や、社会が持つ優しさと、どうすれば結びつけられるだろう?」

その問いこそが、このプロジェクトの本当のスタートラインでした。

着想:なぜ「うさぎ」と「NPO法人」だったのか?

答えのヒントは、ごく身近なところにありました。一つは、私自身が心から愛する「うさぎ」という存在。そしてもう一つは、利益の追求だけではない、社会的な使命を追求する「NPO法人」という組織の形です。

うさぎが架ける、社会との「橋」

近年、ペットとしての人気が高まる一方で、飼育放棄などの悲しい現実も増えています。「もっと多くの人に、うさぎの本当の姿を知ってほしい」という強い想いがありました。そして、就労支援の観点から見れば、動物のお世話は、利用者さんにとって素晴らしい「役割」や「責任感」、そして「生きがい」に繋がり得ます。うさぎと人が触れ合う「うさぎカフェ」は、地域社会との温かい交流を生み出す「共生の場」にもなるはずです。

AIが支える「限られたリソース」

しかし、NPO法人のような非営利団体は、常に人手や予算といった「リソースの制約」という現実に直面します。この、福祉の現場が抱える普遍的な課題に対し、AIは最高の解決策を提示してくれます。サイト内の文章やデザイン、SNS投稿のアイデアまで、AIという「共同制作者」がいれば、限られたリソースの中でも、プロ品質の情報発信を続けることが可能になる。このプロジェクトは、その可能性を証明するための、一つの「実験」でもあったのです。

スキルのショーケース:企画からゲーム開発まで

このプロジェクトは、私が持つスキルセットを総動員した、総合的なポートフォリオです。具体的には、以下の全ての工程を、AIと共に担当いたしました。

  • 企画・構想:NPO法人の理念、ビジョン、事業内容の設計
  • 情報設計:サイト全体の構造、各ページのコンテンツ設計
  • デザイン:ロゴデザイン、UI/UXデザイン、カラー設計
  • ライティング:サイト内の全テキスト、代表挨拶などの執筆
  • 実装:HTML, CSS, JavaScriptによるコーディング
  • ゲーム開発:JavaScript製の3マッチパズルゲームの実装

まとめ:これは、私の「原点」の物語

「Fuwamoco PROJECT」は、私の「福祉×AIクリエイター」としての、まさに原点です。
福祉の現場にある課題に、Webという技術で光を当て、AIという翼で可能性を広げる。このサイトには、私がこれから成し遂げたいことの、全ての想いが詰まっています。

ぜひ、以下の詳細ページから、この小さなNPO法人の、大きな物語を体験していただけると幸いです。

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この記事を書いた人:福祉×AIクリエイター 山本 倫久

就労支援B型事業所の利用者としての実体験を基に、AI技術で福祉の現場に新しい「できる」と「楽しい」を届けることをミッションとして活動中。

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