福祉施設でAIレクリエーションを楽しむ様子のイメージイラスト

【コストゼロで実現】福祉施設のレクリエーションが変わる!AIお絵かき&音楽セッション導入法

「今月のレクリエーション、どうしよう…」
「いつも同じような内容で、マンネリ化してしまっている」
「新しいことをやりたいけど、予算も専門スキルもない…」

こんにちは、福祉×AIクリエイターの山本です。福祉施設の職員の方々が、日々の業務に追われながら、利用者さんのために楽しいレクリエーションを企画・運営することの大変さは、利用者の立場からでも痛いほど分かります。

もし、そんなあなたの悩みを、パソコン一台とインターネット環境さえあれば、【コストゼロ】で解決できる方法があるとしたら、試してみたいと思いませんか?

この記事では、AIを使った新しいレクリエーションの形、「AIお絵かきセッション」と「AI作曲セッション」の具体的な導入方法を、専門知識ゼロの方でも分かるように、ステップバイステップで解説します。

なぜ、レクリエーションに「AI」なのか?3つの絶大な効果

AIと聞くと難しく感じるかもしれませんが、その本質は「私たちの創造性を手助けしてくれる、賢くて優しいアシスタント」です。レクリエーションにAIを導入することで、これまでにはなかった3つの素晴らしい効果が期待できます。

  1. アイデアは無限大、マンネリを完全打破:職員がアイデアを絞り出す必要はありません。「夏祭りの絵を描いて」「応援歌を作って」とAIにお願いすれば、その場で無限にアイデアが生まれます。
  2. 誰もが「創る喜び」を実感できる:絵が苦手な方も、楽器が弾けない方も、言葉さえあれば誰でもクリエイターになれます。利用者さん自身が考えた言葉が、絵や音楽という「作品」になる体験は、自己肯定感を大きく育みます。
  3. コミュニケーションの活性化:「次はどんな絵にしようか?」「この曲、面白いね!」など、AIが創り出す予想外の作品が、利用者さん同士や職員との自然な会話のキッカケになります。

さあ、始めよう!AIレク導入の3ステップ

導入は驚くほど簡単です。専門的な機材も、高価なソフトも一切必要ありません。

ステップ1:準備するもの(コストゼロ!)

  • インターネットに繋がったパソコン: 1台あれば十分です。
  • プロジェクター or 大きなモニター: パソコンの画面をみんなで見られるようにします。(なければ、数人でパソコンの画面を囲む形でもOK!)
  • 好奇心: これが一番大切です!

ステップ2:実践!AIお絵かきセッション

言葉だけで、世界に一枚だけの絵を創り出す魔法の時間です。使うのは、Googleが無料で提供している「ImageFX」というツールです。

【進め方の一例】テーマ:「みんなの思い出の夏」

  1. 参加者に「夏といえば、何を思い浮かべますか?」と質問し、「ひまわり」「海」「かき氷」など、自由に単語を挙げてもらいます。
  2. 集まった単語を組み合わせて、「ひまわり畑と、入道雲と、青い海」のように、情景を言葉にします。
  3. その言葉をImageFXに入力し、AIが絵を描く様子をみんなで鑑賞します。
  4. 「もっと夕暮れっぽくして!」「猫も追加して!」など、みんなでアイデアを出し合いながら、一枚の絵を完成させていきます。

より高品質なイラストを生み出すための「ImageFX用プロンプト」はこちら

ステップ3:実践!AI作曲セッション

みんなの気持ちや言葉が、メロディーに乗って歌になる感動体験です。使うのは、無料で素晴らしい曲を作ってくれる「Suno AI」というツールです。

【進め方の一例】テーマ:「私たちの施設のオリジナルソング作り」

  1. 参加者に「この施設の好きなところは?」と質問し、「みんなの笑顔」「優しい時間」「ありがとう」などのキーワードを集めます。
  2. 集まったキーワードを元に、みんなで簡単な歌詞を作ります。(もちろん、歌詞作りもAIに手伝ってもらえます!)
  3. 完成した歌詞と、「明るいJ-POP風」「穏やかなフォークソング」といった曲のイメージをSuno AIに入力します。
  4. AIが作った曲をみんなで聴き、合唱します。自分たちの言葉が歌になる体験は、忘れられない思い出になります。

より本格的な楽曲制作を目指すための「Suno AIプロンプトV2」はこちら

AIレクを成功させる、たった一つのコツ

それは、「完璧な作品を目指さないこと」です。

AIは時々、私たちの想像を超えた、少し変わった絵や面白い曲を作ることがあります。その「予想外」こそが、AIレクリエーションの醍醐味です。上手い下手は関係ありません。大切なのは、AIとの共同作業のプロセスそのものを、みんなで笑いながら楽しむことです。

AIという新しい仲間が、あなたの施設のレクリエーションに、新しい風とたくさんの笑顔を運んでくれることを、心から願っています。ぜひ、この記事を参考に、最初の一歩を踏み出してみてください。

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この記事を書いた人:福祉×AIクリエイター 山本 倫久

就労支援B型事業所の利用者としての実体験を基に、AI技術で福祉の現場に新しい「できる」と「楽しい」を届けることをミッションとして活動中。

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